| 週刊雑話第172号 「データベース・民族な映画」その1 (平成15年9月20日) |
| □アメリカン・ビューティー 1999年アメリカ/監督 サム・メンデス/主演 ケビン・スペイシー |
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| ■タイ・カッブ 1995年/監督 ロン・シェルトン/主演 トミー・リー・ジョーンズ |
| ■ベーブ・ルースと並び、「球聖」と賞賛されるタイ・カッブ。実働24年。1905年〜1926年デトロイト・タイガース、1927年、28年フィラデルフィア・アスレチックスに所属し、3033試合出場、11429打数、4191安打、通算打率0.367(史上1位)。2244得点(史上1位)、892盗塁、1960打点、3052単打、724二塁打298三塁打、118本塁打。首位打者獲得12回(9年連続)。1936年野球殿堂入りの際は最多得票で選出された不出世の英雄である。しかしこの映画で登場する晩年のタイ・カッブは、往年の活躍ぶりが想像できないほどのあまりに惨めな老人である。 参考ホームページ [タイ・カッブ記念館] ■1886年12月18日、タイ・カッブはジョージア州ナロウズで生まれた。3人兄弟の長男。[タイ・カッブ記念館]によれば、父ウィリアム・ハーシェル・カッブは学校長であり、数学者。更に州の上院議員でもあり市長でもあり、いわゆる土地の名士として有名な人物だったそうだ。初代大統領ジョージ・ワシントンとは姻戚関係もある家柄だそうで、当然時代を考えるとタイ・カッブのルーツは「WASP」以外考えられない。 ■1960年。主要登場人物は、74歳でアル中のタイ・カッブと、彼から自伝執筆を依頼されたスポーツライターのアル・スタンプ。タイ・カッブの自宅を訪問したアルは、あまりの荒廃というかハチャメチャぶりに度肝を抜かれるがその内容は映画を観てのお楽しみ。アルはホテルでひたすらタイプを打つ。「カップの素晴らしさに惹かれた私が愚かだった」「彼は疫病神だった」「彼は誤解などされていなかったのだ」「黒人を ユダヤ人を カトリック教徒を 自分以外のすべてを憎んでいた」・・・・。 ■町のカジノで舞台に迎えられたタイ・カッブ。司会者からマイクを奪って言い放題。「わしの故郷にちなんだ曲をありがとう」「ショウ・バケットのテーマ曲でもある」「こんな名曲が黒人の曲芸に使われるとは残念だ」「しかもチームの持ち主はユダヤ人」・・・・。ブーイングなどお構いなしにしゃべりまくるタイ・カップを引きずりおろそうとする司会者に向かって、「邪魔するなイタリア野郎」とののしった。(2003.11.22) |
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