
(2004年9月上旬)
【1486】兵役逃れ
2004年09月15日(水)
■自分が勤務している高校の2年生が、この10月に韓国に修学旅行へ行く。当初の予定はタイであったが、なんやかんや問題があって夏休みに急遽韓国に変更になった。事前学習の時間がホームルームで十分に取れないということで、必修の日本史や地理の時間を利用して韓国の歴史とか文化の授業をやった。同じ韓国へ行くのなら、その歴史とか文化を知っておいた方が何かと役に立つ。「近くて遠い国」といわれた国が、現在「冬ソナ」「韓流」ブームで俄然注目を浴びているが、歴史認識に関する両者の溝は簡単に埋められそうにもない。しかし、だからといっていつまでも「近くて遠い国」ではお互いのためにもならず、簡単に埋められそうにもないことを認めつつ、若者を中心とした両者の交流が盛んになれば次世代に何らかの希望は残せるのではないか。
そんなこんなで、生徒には韓国のことを紹介したホームページをいくつか紹介し、その中の一つ、トップページ下にリンクしてある『朝鮮日報』が面白いと推薦している。例によって兵役逃れ事件でプロ野球界に激震が走っているが、それだけに止まらず芸能界へも飛び火しそうな勢いだ。以下『朝鮮日報』より。おのずと「ソン某(28)、チャン某(28)、ハン某(31)」の記事に目が行くが、年齢から推察するに、「チャン某」は『ブラザーフッド』で主演した「チャン・ドンゴン」ではないし、「ハン某」は『シュリ』の「ハン・ソッキョ」ではないので、ちょっと安心した。ところであの「ヨン様」は兵役を経験しているのだろうか。
【人気芸能人4人も兵役逃れの疑い】
プロ野球選手だけでなく、有名芸能人もブローカーを通じて兵役逃れをしたとして、警察の捜査対象になっていることが分かった。
兵役逃れを捜査しているソウル地方警察庁捜査課は9日、「入手した兵役ブローカーの名簿に名前の書かれていた158人中、芸能人4人の名前が含まれていた」とし、「このうち1人を除いた残り3人は、兵役法違反に関する公訴時効(3年)が成立しているため、刑事処罰できない」とした。
警察の関係者はしかし、「調査をし、万一、不法に兵役を免除されていたとすれば、刑事処罰が不可能であっても、兵務庁に調査結果を通達し、軍入隊が可能な年齢であれば、再徴集することができる」と話した。
軍に入隊できる年齢は最高35歳であるため、兵役逃れをしていたことが分かった場合、対象者は全員再徴集される見通しだ。
ブローカーの名簿にあった芸能人のうち、公訴時効が成立した3人は、人気タレント兼映画俳優として活動しているソン某(28)、チャン某(28)、ハン某(31)さんだ。
刑事処罰が可能なタレント兼コメディアンのシン某(26)さんは、今年5月、腎臓疾患の腎症候群を理由に兵役が免除されており、現在、警察が所在を把握している。
警察はソンさんら残り3人も兵役逃れをしたプロ野球選手らと同様、尿にたんぱく質と血が混ざって出てくる腎臓疾患を理由に、兵役免除判定を受けたと明らかにした。ソンさんらは1億ウォン前後をブローカーに支払ったとされている。
しかしソンさんは1999年11月、チャンさんは2000年12月、ハンさんは1998年2月にそれぞれ兵役免除判定を受けたため、兵役法違反に対する公訴時効の3年が成立している状態だ。
一方、警察はこの日、サムスン球団のコーチ、チョン某さんが選手らをブローカーに紹介し、紹介料として約1000万ウォンを受け取ったという陳述を入手、今週中に球団内の組織的な介入などを調査する方針だ。
【1485】大阪大嫌い
2004年09月14日(火)
■9月中旬というのにこの暑さはなんだ。ニュースの天気予報によると、連日大阪は日本の最高気温をばく進しており、たまに近隣の奈良や京都に1度ぐらい負けたり、フェーン現象に襲われた北陸にぶった切られることもあるが、だいたい日本で一番暑い地域のようだ。大阪人にとって沖縄旅行は「避暑」なのだ。暑さにめちゃ弱い自分が湿気におおわれた亜熱帯大阪に住んでいるおかしさよ。なんで大阪の採用試験、受験したんやろ。もう堪忍して欲しい。ほんまに学校へ行きたくない。クーラーのある部屋で仕事したい。はよ退職したい。
【1484】初めての廃棄処分
2004年09月13日(月)
■今年の冬休みぐらいから、1989年以来15年もの間録り貯めてきた膨大なVHSテープのDVD化を推進してきたが、本日遂にVHSテープ1本を廃棄処分できることになった。といってもその気があればもっと早く処分できたもので、ビデオの題名は「NHK特集/激動の記録」。1991年8月よりNHK総合で放映されたシリーズで、(1)昭和15〜20年(2)終戦前夜(3)占領時代(4)復興途上(5)講和前夜、からなる。その後には、1992年12月17日に放映された「NHKスペシャル/東京裁判への道」が録画されている。とりあえず「激動の記録」(1)(2)(3)を1枚のDVD−Rに、同(4)(5)と「Nスペ」を1枚のDVD−Rに分割して保存できるよう録画モードを調整してダビングした。1991年といえば、前々任校最後の年度で次男はまだ1歳。さすがに画質は劣化しており一刻も早くデジタル化せねばならんほどだ。これまではアトランダムに世界史、日本史、現代社会などごちゃ混ぜに録画してきたVHSを中心にデジタル化してきた。
例えば1本のVHSテープに、(1)世界ふしぎ発見「フランス革命」(2)知ってるつもり「イエス・キリスト」(3)その時歴史が動いた「坂本龍馬」(4)その時「日露戦争」が録画されていたとしよう。その4本を1枚のDVD−Rに保存してもなんの意味もない。今後のことを考えて「系統別」にDVD−Rに保存した方がいいに決まっている。(1)「フランス革命」と仲間になりそうな他の2番組、例えば「その時/マリー・アントワネット」とか「運命のダダダダーン/マリー・アントワネット」などを膨大なVHSから探して、それぞれDVDHDDにダビングしてDVD−Rに保存するのだ。DVD−R1枚作成するのに決して楽ではない手間と時間がかかる。しかも120分のVHSに3倍速で保存された10番組ぐらいのうち、たった1つにチェックがつくだけで、残り9番組に保存済みのチェックがつくのはいつの日か。
この夏、実際に作成した自信の1枚は以下の番組が保存されている。
世界ふしぎ発見 アイルランド独立史 目覚めよ!ガリバー 1990/12/01
世界ふしぎ発見 ミステリアスケルト うじきつよしのアイルランドへ行こう! 1996/08/10
司馬遼太郎 街道を行く 日時は不明
【1483】劇団四季、反日感情のため韓国行き放棄
2004年09月12日(日)
■例によって韓国の新聞のホームページより。「劇団四季」の韓国進出がボツになったという。理由は以下の新聞記事を読めば分かるが、せっかくテレビや映画など大衆文化レベルの交流が両国の溝を埋めていたのにと思うと、非常に残念である。韓国に「もっと自信を持ったら」と言いたい。我が日本のテレビ業界も韓国ドラマの人気沸騰に対して脅威を抱いているはずなのに、「(韓国ドラマの)日本進出は文化交流ではなく市場蚕食になる」などという声は一向に聞こえてこない。裏事情を知らん人間が軽はずみなことは言えないが、韓国公演プロデューサー協会の見解はあまりに姑息で寛容性がなさすぎる。日本ではさほど話題になっていないが、韓国のホームページをみているといろんな現地情報が分かって面白い。
日本の「劇団四季」が韓国内の「反日ムード」を理由に、韓国進出を放棄する、と正式に発表した。劇団四季は、ソウル蚕室洞(チャムシルドン)の遊園地「ロッテワールド」の裏に、ミュージカル専用劇場(1200席)を建設することを決めるなど韓国内公演市場への進出を進めていた。 劇団四季の浅利慶太会長(71)は28日午後、東京で韓国記者らに会い「韓国公演文化の発展と両国の関係改善のため、劇場を建設しようとしたが、反日ムードが広がるならばやめたい」と話した。浅利会長は「韓国公演プロデューサー協会が発表した反対声明が、こうした決定を下した直接の原因」だと説明した。
同会長は「最近、過去歴史の親日行為を究明しようとしている韓国世論にも驚いた」と語った。公演プロデューサー協会(会長:朴明誠)は今月16日「劇団四季は大型ブロードウェーミュージカルによる収益を考えていて、韓国進出は文化交流ではなく市場蚕食になる。ようやく成長期を迎えた韓国公演文化に大きな打撃を与えるだろう」とし、反対声明を発表した。浅利会長は「私は韓国と日本が国交正常化会談を行なった約40年前から両国の親善のため努めてきた」とし「文化交流にまで政治色が介入するならば、事業を放棄するしかない」と述べた。また「韓日中アジア3国に『劇団四季』の優れたミュージカルを共有させたい、との趣旨を韓国側が誤解し、非常に遺憾に思える」と話した。同会長は、来年1月にソウル大学路(テハンロ)の文芸振興院・芸術劇場大劇場で行なう予定の芝居『ハムレット』はそのまま進めると伝えた。
【1482】古田頑張れ
2004年09月11日(土)
■日本球界のためにストをすればいいのかしたらあかんのか。とにかく選手会長の古田は、現在日本で一番多忙な人間の一人として東奔西走の日々を送っている。ストをしたくない中日と、優勝などまったく関係ない最下位オリックスとの温度差を調整し、背広姿で会議に出席して苦渋の判断を迫られ、会議終了後に報道陣から質問攻めにあい、その日の夕方、ユニフォーム姿で球場にて配球に悩み、打率は3位の3割2分7厘。その古田に対して我が阪神のバットは空を切り完敗するという配慮をみせた。下はスポーツ新聞で紹介された最近の古田の動向。試合終了後、阪神ファンから「古田頑張れ」と声がかかったという。兵庫県立川西明峰高校から立命館大に進学、本人は阪神に入団したかったのに「メガネかけとるからアカン」と断られた古田を、関西の人間は温かく応援している。
9・6
11:00 神戸市内ホテルで選手会の臨時運営委員会
15:45 会見で9月中の週末ストを予告
9・8
9:30 阪神戦後オーナー会議を受けて緊急会見
10:30 タクシーで宿舎帰還
9・9
11:40 臨時交渉委のため大阪市内の大阪国際会議場入り
12:00 臨時協議交に出席
15:10 会場を出発し、タクシーで甲子園入り
16:30 チーム練習に遅れて合流。キャッチボール、ランニング、フリー打撃後20分間で試合用意
9:30 阪神戦フル出場後、臨時会見
10:30 タクシーで宿舎帰還
9・10
10:30 2日目の臨時交渉委員会のため大阪国際会議場入り。選手会弁護士らと打ち合わせ
11:00 会議開始
16:40 会議終了を受け会見
17:30 テレビ用会見後、1度控え室へ。その後記者の囲み会見
18:30 タクシーでJR新大阪駅に出発
18:55 新大阪駅に到着
19:17 のぞみで帰京
21:40 品川駅着。一時帰宅
23:15 お台場のフジテレビ着
24:15 すぽると!に生出演
25:35 フジテレビから帰宅
9・11
13:55 東京ドーム入り
14:30 バッテリーミーティング出席
15:30 アップ開始
22:25 試合後、帰宅
【1481】ヨーロッパ文化入門
2004年09月10日(金)
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■昨日に続いて現代美術。ダリで有名なシュルレアリスムでマグリットというベルギーの画家がいる。授業研究して初めて名前を知ったが、この人の絵が結構面白い。今でこそけったいな絵を見てもさほど驚かなくなったが、発表当時はセンセーショナルを巻き起こしたであろう不可解さが興味を引く。私生活では誠実で平凡そのもの。街を歩いていても誰もマグリットと気付かなかったという彼も、幼くして鬱病の母親を自殺でなくしている。母親については決して語らなかったというから、人には言えない重苦しいものを一生抱えていたのかもしれない。『叫び』で有名なムンクも最愛の母と姉を少年期になくしている。画家の絵を見るだけではなく、その時代背景とか生い立ちが分かればより絵の理解が深まる。ルネサンスやバロック、古典などの時代は自由に感じたままを絵に描くことはできんかったが、近代になって自由な風潮が政治で叫ばれるようになると、絵画にも感じたままを描いて何が悪いという傾向が出てくる。政治と文化はリンクしていることがよく分かった次第。
NHKの「迷宮美術館」でやっていたクイズをまねして、黄色の四角の下には何が描かれているのか想像して下さい。あなたはマグリットの奇想天外な発想を超えることができるでしょうか。
【1480】ヨーロッパ文化入門
2004年09月09日(木)
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■去年まではヨーロッパ美術史で印象派までしか取り上げなかったが、この夏ちょっと頑張ってそれ以降の美術史を説明しようと準備してきた。当然抽象画やシュルレアリスムなどの理解不可能な絵画も入っている。こんなん俺でも描けるんとちゃうかとか、説明のしようがないものもあるが、何度か見ていると相変わらず意味は不明であるが「なんかきれいなあ」と思える絵もある。代表的なのが上の2枚。左が絵画史上初めて抽象画を生み出したカンディンスキー(ロシア/1866〜1944)。右が直線と色彩が描く無限のイメージで新造形主義を宣言したモンドリアン(オランダ/1872〜1944)。特にモンドリアンなんて自分でもやれそうな気がするが、いざ「描いてみい」と言われたら絶対こんな絵描けんやろなあ。他にもキュビスムのピカソやエコール・ド・パリのシャガールやモディリアーニ、アール・ヌーヴォーのエミール・ガレやミュシャ、ポップ・アートのウォーホル、そして最後にアメリカンドリームを描いたノーマン・ロックウェルなんかを紹介した。印象派以前と比べて生徒の反応はよかったかも。
【1479】私物の自己管理
2004年09月08日(水)
■何度言ってもアカン。いくらポスターを貼ってもアカン。平気でロッカー室の上に靴や鞄を置いてはなくなったと言ってくる。朝の忙しいときに、やれロッカーのカギを切ってくれとか、やれスリッパを貸してくれとか、やれこんな落とし物は届いていないかとか、頭髪検査でひっかかった生徒が来たりしてその対応に追われて、授業の用意ができずでほんまにイライラする。3階から1階のロッカー室に降りてロッカーのカギをカッターで切って、3階に上がって部屋の前でまた「ロッカーのカギを切ってくれ」と生徒がおったらほんまにどついたろかと思う。今日なんか5人もおった。俺とおない歳のH氏が2回、俺が1回、担任のK氏が1回、若手のH氏が1回も往復した。何人忘れたら気が済むんや。カギを忘れてくるのが多いので番号式を推奨したら、「番号忘れた」と言う奴がおる始末。今までは女生徒やったら力弱いと思ってわざわざ切っておたっが、これからは自分らで切らそう。「こんなサービス、あほらしいてやめじゃ」と叫びたい。「スリッパなしの裸足でおれ」「今日一日教科書や体操服なしでおれ」と大声で言ってやりたい。
【1478】授業での一コマ
2004年09月07日(火)
■自分「先日ロシアでえらいことあったなあ。武装ゲリラが学校を占領して、バスケットボールコート1面の大きさの体育館に1200人ぐらい詰め込まれてんで」
生徒「・・・・・・」
自分「でもなあ、この事件だけみとったらあいつらどんだけ悪い奴やと思うやろけど、200年前からロシアに支配された民族の怨念があるんや」「やっぱり自分らのことは自分らで決めたいやろ。他の民族に支配されたくないわなあ」
生徒「・・・・・・」
自分「今回テロ事件を起こした武装ゲリラは何人ちゅうねん」「ロシアはこの共和国の独立は認めてないんや」「○○さん、どないや」
○○「・・・・・・」(案の定答えられず授業のプリントを見て答えを探そうとしている)
自分「なんぼプリント見ても答えは載ってないで」(と、例によってヒントを出しまくって生徒が答えられるまでしつこく絡もうとする)
自分「チェ、やっぱり分からんか」「チェ、やっぱり答えられへんか」(と、ことさら「チェ」を大声で強調する)
生徒「チェ、チェ、チェコスロバキア」
自分「・・・・・・」
■自分「1649年にアイルランドはイングランドに侵略され抑圧され続けてきた」「イングランド人が2/3の土地を支配して地主として偉そばって、アイルランド人はその小作人として搾取されたんや」
生徒「・・・・・・」
自分「1801年ついにアイルランドは併合される」「いわばイングランドのベッカムがアイルランドをぼろくそ支配してアイルランド人を苦しめたんや」
生徒「そのころベッカムおったん?」
自分「・・・・・・(汗)」「いや、あくまでもイングランドの代表としてベッカムの名前出しただけや」「もしも生きとったら今頃ベッカムは200歳以上になってまうやないか」
生徒「そうなん」
自分「・・・・・・」
■自分「フランス革命とナポレオンによってヨーロッパはむちゃくちゃになった」「『やっぱり昔の方がええ』とフランス革命以前の状態に戻そうと会議が開かれた」
生徒「・・・・・・」
自分「その会議の名前はなんや」「○○さん?」
○○「・・・・・・」
自分「音楽の都」「オーストリアの首都」「なんとかソーセージ」「・・・・・・」「ソーセージ」「・・・・・・」「もうこれ以上思い浮かびません」
○○「フランクフルト」
自分「あっ、なるほどなあ」「それもあるなあ」「けど正解はウィーンや」
生徒「そら先生、無理あるで」「そらアカンわ」
自分「すんません」「ミーが悪かった」「ごめんなさい」
■自分「近江商人出身で現在日本の大会社として有名なのは何?」「○○君、知ってるか?」
○○「・・・・・・」
自分「まる・・・・・・」「まる・・・・・・」「まる・・・・・・」
○○「丸大ハム」
自分「なんじゃー」「確かに『まる』やけどなあ」「丸紅や」「次。伊藤・・・・・・」「伊藤・・・・・・」「伊藤・・・・・・」
○○「伊藤ハム」
自分「ええかげんハムから離れんかい」「伊藤忠じゃ」
【1477】新聞社のホームページ
2004年09月06日(月)
■午後から2時間連続の時事問題。5時間目に講義形式の授業をやって生徒らにいくつかの課題を与え、6時間目に新聞社のホームページなどを利用して調べさせたが、終了後に提出させたプリントの出来具合をみてがっかりする。6つ与えた課題のうちせいぜい2〜3問しかまともに答えていない。「どういうこっちゃ」と生徒に迫ると、「ちゃんとやってました」「ホームページの表示が遅すぎる」と真剣に反論されタジタジとなった。「そんな遅いんかい」とパソコンが並ぶマルティメディア教室にひとり残って、各新聞社のホームページの表示時間を計ってみた。フラッシュの広告なども含めてトップページのすべてが表示されるまでの時間は以下のとおり。
○産経新聞 1分52秒 ○読売新聞 1分45秒 ○毎日新聞 1分28秒 ○朝日新聞 2分
「こら授業ではとても使えんわ」という時間だ。授業のプリントは自宅で作成しており新聞社のホームページも自宅で閲覧していたので、ここまで表示時間が遅いとは思わなかった。ここのパソコン40台は平成12年度に導入された。MOやDVD−RAMを備えた当時最先端のスペックであったであろうもの。以来4年にわたって多くの生徒に愛用され本校の教育活動に大きな貢献をしてきたが、最近とみにホームページの表示時間が遅く感じられ生徒がイラつく場面に遭遇することが多くなった。おまけに電源入れて後、ログインして生徒が使用できるようになるまで6分ぐらいかかる。そこから「靖国神社とは」「A級戦犯とは」など検索してホームページを表示してじっくり読んでいったら、「そら時間かかるわ」と納得した。今後時事問題の授業をどうやっていけばいいのか。大いに悩むところだ。
【1476】やくみつる
2004年09月05日(日)
■某ホームページに掲載されていた「やくみつる」氏の紹介文。
本名・畠山秀樹。昭和34年3月12日(木曜日)東京・世田谷生まれ。早稲田大学漫画研究会同人。「日刊スポーツ」「朝日新聞」「週刊ポスト」「週刊SPA!」「週刊ベースボール」等20数紙・誌にヒトコマ、4コマ漫画を連載のかたわら、“心の琴線に触れたもの”を片っ端から蒐集中。自らの創り出した格言−「モノの数だけ(漫画の)ネタがある」を座右の銘としている。妻・利奈子も蒐集の同志で、本書に収録した珍宝の半数は、夫人の所有と推定される。日本昆虫協会理事。自他ともに認める熱狂的なベイスターズファン。「やじうまワイド」(テレビ朝日)「ザ・ワイド」(日テレ)コメンテーター等を務める。
風刺漫画、4コマ漫画で世の中の出来事を多数取り上げているだけあって、常日頃から新聞や雑誌、テレビに映画と、ありとあらゆるものに目を通してはると思われる。この夏の最大イベントであったオリンピックなどは彼にすればネタの宝庫であり、多くの仕事を抱え眠たい目をこすりながらも、嫁さんと一緒にオリンピックの開会式を一部始終観戦したことが以下の毎日新聞の記事からも分かる。やくみつる氏が五輪実況は「地理的要素がもっとほしい」とする主張は大好きだ。
「せっかく200を超える国と地域が参集する国際大会の中継なのだ。地理的視点からの放送が、もう少し旺盛でもよかろうと。たとえば開会式。選手入場の際、各国の有力選手を紹介するのももちろん必要だが、それぞれの国柄に言及しなければ、ただ規模が大きいだけのファッションショーになってしまう。我が家では地理マニアである私が各国の位置やあらましなどを逐次解説し、かたわらのカミさんに存外好評だった。
たとえば東アフリカ、ソマリア選手団入場では、『内戦どころか無政府状態に近いのに、ソマリア五輪委はどう機能しているんだろう』。このひとことでも、同国選手団がエライ境遇にあることは察してもらえた。放送でさらにその『どう機能』の部分を端的に解説してもらえれば、ただ漠然と選手団の通過を見やるより、はるかに有用だろう。
また、女子1500m予選。ほとんどのランナーが集団を形成する中、ひとりはるか後方におかれた選手がいた。見ると彼女、黒いジャージーの上下。脚も肩も露わにしていない。おそらくイスラム圏の選手で宗教上の理由からそのいでたちでレースに臨んでいるのだろうかと推したが、はたしてパキスタンの選手であった。しかし明らかに他のランナーとは様子の異なる彼女の走りを見ても、実況アナはついに触れずじまい。ここで同国の女子アスリート事情に関する情報がわずかでもあれば、彼女がただの黒ずくめのビリっけつ走者でないことが分かろう。・・・・」
やくみつる氏ほど地理マニアでないが、こんな解説があれば自分もよりオリンピックを楽しめたと思うのだが。
【1475】球界再編
2004年09月04日(土)
■以前近鉄・オリックスの合併問題が浮上したとき、日記で「セリーグがひとつ減ったらええねん」と書いた。セリーグ5、パリーグ5となってそれぞれ2試合やっている間に、残りが交流試合をやるという画期的なアイデアだ(誰でも思てたちゅうねん)。ここにきてこのアイデアが現実味を帯びてきた。想像もできんかったが、渡辺元オーナーが発案した巨人がパリーグに加入するという仰天案である。この人物、もう一線から引退したんとちゃうのと思うのだが、なぜか今でも発言が注目されている。阪神としては困ったことになった。2リーグ制を主張している立場から、この案に正面切って反対しにくい。パリーグとしては千載一遇のチャンス。1リーグ制を主張していた面々が、「2リーグ制もええなあ」と急に言い出す始末。福岡や札幌、西武は今でもセリーグの神宮や広島より観客動員は優っているし、パリーグに巨人が来ると千葉や神戸でも観客動員が見込めるからだ。阪神ファンとすれば巨人戦が少なくなるのは寂しいが、プロ野球全体のことを考えれば交流戦もできるし、日本シリーズやオールスターのことを考えると1リーグより2リーグがええのん決まっとる。2リーグ分裂以来、長きに渡って冷や飯をくらってきたパリーグのことを考えると、案外やってみたら面白いんとちゃうかと思える。恐いのは共倒れやなあ。絶対的な人気を誇り続けた巨人の翳りがどの程度かが今ひとつはっきりしない。ふたを開ければ、セリーグは当然のように観客動員が減少し、パリーグも思ったより観客は増えずテレビ放映権料も入ってこない。交流試合が注目されたのも最初だけ。最悪のシナリオを昨日に引き続き考えてしまった。
【1474】チェチェン
2004年09月03日(金)
■我々日本に住んどるもんには理解をこえた積年の怨念があるとしても、さすがに今回のテロは驚きのあまり開いた口がふさがらない。いつもテロはあかんねんけど、異民族に侵入されたり支配されたりするとそれに反発があるのは当然で、我が日本の幕末でも外国人に対するテロが頻発した。ロシアがチェチェンに対してどれほどの虐殺行為をしたか詳しいことは知らんけど、ある種聖域といっていい学校を狙うとはあまりに過激すぎやしませんかと少数民族に同情する気持ちも失せてきた。ここまでやったら後は過激化の一途をたどるだろう。先鋭化した組織は周囲の支持を失い、ますますヤケクソとなって想像もつかんことがおこりそうな気がする。核保有国でありながら核の管理が心配なロシアゆえに、最悪のシナリオもあり得ないことではないと遠い国の事件ではあるが暗い気持ちになってしまった。
【1473】これこそ「鳥肌が立つ」?
2004年09月02日(木)
■あるものの激臭で嘔吐しそうになった。これを公害と言わずして何を公害というべきか。ほんまにイヤになってくる。部屋に漂っていた激臭の恐怖により、しばらく自分は不快感どころか嘔吐まで催し「恐怖に襲われたりして、皮膚が反射的に収縮し、一種変な気持に」なったのだから、「鳥肌が立つ」とはこういうときのために使う言葉でないか。こんな嫌な思いをしているのは自分だけではないはず。周囲の迷惑を考えずにあそこまでやれる厚顔無恥さが羨ましい。ほんまに嫌なことが多い。
【1472】鳥肌が立つ
2004年09月01日(水)
■このオリンピック期間中に何度この言葉を聞いたか分からない。選手、観客、アナウンサー、解説者、ゲストコメンテーターなどがことあるたびごとに「鳥肌が立ちました」「鳥肌もんでした」「鳥肌でした」など微妙に言葉を変えながらも、必ずどこかに「鳥肌」を挿入して「むちゃくちゃ感動した」「ジーンときて震えた」という感情を表現していた。ところが以前日記でも紹介したように、「鳥肌が立つ」の本来の意味は「むちゃくちゃ感動した」ではないことを知ってしまった自分としては、「安易に使いすぎやろ」とこの言葉を聞くたびに何かしら白けた気分になるのである。
実際に辞書で調べてみよう。「国語辞典/明治書院」では「鳥肌が立つ」=「寒さや恐怖などで、皮膚に鳥肌ができる」(その鳥肌の意味が知りたいんやろ)、「国語辞典/旺文社」では「鳥肌」=「寒さや恐怖のため皮膚が鳥の毛をむしったあとのようにブツブツになること」、「Microsoft Bookshelf」では「鳥肌が立つ」=「急に寒い空気に触れたり恐怖に襲われたりして、皮膚が反射的に収縮し、一種変な気持になる。毛穴がきわ立ってぶつぶつして見える」、「広辞苑」では「鳥肌」=「皮膚が鳥の毛をむしり取った後の肌のようにぶつぶつになる現象。強い冷刺激、または恐怖などによって、立毛筋が反射的に収縮することによる」、「Infoseek」の「大辞林」では「寒さや恐ろしさ、あるいは不快感などのために、皮膚の毛穴が縮まって、鳥の毛をむしったあとのようにぶつぶつが出る現象。総毛立つこと。体温調節反射の一つ」などなど。「むちゃくちゃ感動した」シーンで使う言葉でないことがこれでも分かるが、言葉の意味は時代と共に変化していくものだから「鳥肌が立つ」も本来の役割をまっとうして新たな段階に入る日も近いのではないか。
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