週刊雑話第172号 「データベース・民族な映画」その1 (平成15年9月20日)
 「いつかやらねばならん」と思いつつ数年が経過。このたび重い腰を上げてやっとこさ完成したのが今回のテーマ。日本に住んでいる者には分かりにくい「エスニック」を踏まえた上でアメリカ映画を鑑賞すればよりいっそう理解は深まるというもの。映画関連ブックを数冊読んだりホームページで探して民族別にまとめてみた。主としてエスニック豊かなアメリカ映画をピックアップしたが、授業で使えそうなヨーロッパ映画も取り上げた。二つ以上の民族が登場する映画は、自分の勝手な判断でいずれかの民族か、または「エトセトラ」というファジーな分野をつくってそこに押し込んだ。中には「なんでこの分野やねん」という異論もあるかもしれないが、笑って見過ごしてほしい。映画の配役、あらすじなどの詳しい情報は、映画の題名をクリックすると膨大な映画情報を誇る[goo 映画](それ以外の場合もあり)とリンクしてあるのでそちらを参考にしてもらいたい。題名の先頭に「■」がある場合は、自分が鑑賞済みの映画で一応勝手なコメントを入れている。すべて鑑賞しおえるのはいつのことになるだろうか。
 題名の最初にわざわざ「データベース」とつけたのは、今回紹介した映画で自己満足するのではなく、エスニックな新作が上映されたらどんどん追加していきたい、そして今回は取り上げなかった「ヒスパニック系」「アジア系」も近いうちに紹介したいという自分の固い決意の現れである。
参考文献
『映画宝島 異人たちのハリウッド』(1991年12月)/「民族な映画」における最高のバイブル。
『民族で読むアメリカ』(1992年5月)/野村達朗/講談社現代新書
『もっともっとアメリカ』(1998年5月)/落合信彦/小学館文庫
『日本人が知らないアメリカ』(1998年7月)/アンドレ・キャラビ/小学館
『世界人名ものがたり 名前でみるヨーロッパ文化』(1999年1月)/梅田修/講談社現代新書
『知っているようで知らないアメリカ』(1999年7月)/現代ふしぎ調査班/KAWADE夢文庫
『アメリカ映画の暗号を読み解く 〜迷走する大国編〜』(2000年9月)/越智道雄/アルク新書
『アメリカ映画の暗号を読み解く 〜人種のカオス編〜』(2000年9月)/越智道雄/アルク新書
『早わかり アメリカ』(2000年10月)/池田 智・松本利秋/日本実業出版社
参考ホームページ
[goo 映画]
[From ニューヨーク]=堂本かおる氏のNYレポート。連載のバックナンバーにエスニックな記事が多数。
[素晴らしき哉 クラシック映画!]=クラシック映画ファン必見。よくぞここまで調べはりました。
[ふや町映画タウン]=こんなレンタルビデオ屋さんを探してましてん。旧作ならここをチェック。
アメリカ先住民 『ブレイブ』更新(2003.11.17)
WASP 『タイ・カップ』更新(2003.11.22)
アフリカ系
ユダヤ系 『ジャズ・シンガー』『十字砲火』更新(2003.11.22)
アイリッシュ 『デビル』更新(2003.11.11)
イタリア系
ギリシャ系
エトセトラ

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